タイ料理 浅草

浅草地下街!昭和レトロとエスニック料理が味わえる贅沢な空間。

投稿日:2014年6月16日 更新日:

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「昭和レトロ」や「エスニック料理」好きなら、「浅草地下街」は一度覗いてみるべきだ。ここは、昭和レトロとエスニック料理を同時に楽しめるという、時空を超えたリアルエンターテイメント空間なのである。

週末、時空を超えて小旅行

浅草という街には独特の魅力があり、俺は20代という若さでその魅力に取りつかれた。甲乙つけがたい無数のヤバいスポットの中でも「浅草地下街」の放つ魅力には面喰う。

昭和レトロな空間でタイやベトナムのエスニック料理も楽しめるし、最近では台湾料理屋の姿も。昭和の香り、アジア好きにはたまらない場所なのだ。他にもディスカウントショップや占いにそば屋などの飲食店も入っていて混沌とし、不思議な魅力を放っているのだ。東京近辺の方は週末にでも小旅行してみてはどうだろう。

178いまいち雰囲気が伝わりずらいが、実際はもっとがやがやしてる。

東京メトロ銀座線浅草駅についたら、一番先頭の出口を目指そう

改札を出ると独特の生暖かい空気が頬をなでる。全身の細胞がざわめく。(ここはどこだ?)嗅ぎなれない濃密な香り、味のあるくすんだ景色、唯一無二の店の連なり。ソース焼きそばの匂いがぷーんと漂ってくる。「焼きそば福ちゃん」だ。一皿350円。その奥に広がる異世界に、胸の奥底からうずうずと湧きあがってくるものがある。新大陸の発見者の感動を想う。そして、自分がこの地下街の第一発見者じゃないことが残念でならない。

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昭和30年、日本で三番目に誕生した地下街

この「あの日の浅草」という本によると、この地下街は昭和三十年に日本で三番目に誕生したもので、当時としては先進的なものであったようだ。

地図物語 地図と写真でたどるあの日の浅草―昭和26年から30年代の思い出と出会う

浅草街歩きをもっと楽しくしてくれる一冊だ。

店も天井も自由奔放で野性的な色気が宿る

これほど実の詰まった空間を私は見たことがない。約50メートルのこの空間はまるで当時をそのまま真空パックしたかのようだ。配官が剥き出しの天井のデザインは、偶然の産物。

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ディスカウントショップ、マッサージ、占い、喫茶店、カレー屋、飲み屋、エスニック料理店、立ち食いそば屋。洗練と無個性に支配された平成日本の街並みを、ここ浅草の地下からあざ笑うのだ。奥の右側の扉の向こうには、松屋の食品売り場という答えがあった。迷路のような面白さも兼ね備えている。(今年2月末にここを訪れた時はこの扉はなくなっていた気がする。)

たかが通路、されど通路

その向かいの、水気のある古びた階段を上がる。

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か細い通路は、一体俺をどこへと誘う。一歩一歩がわくわくする。

喧騒?(まさか)新仲見世商店街へ繋がる。

階段は粋に下りたい

188商店街側から撮影。

商店街側からこの地下街を通って銀座線に乗りこむ。これも好きでよくやっていた。ここで気をつけたいのは、あくまで涼しい顔で通路を下りると言うこと。なるべく品よく下りたい。

通路ですれ違う人にも(お?知ってるねぇ、君)なんて顔して見ちゃいけない。これが江戸っ子の粋だと思う。江戸っ子の人、違うでしょうか?

三角州に吸い込まれてみよう

地上を走る馬道通りと江戸通りが交わる三角州も入口となっており、地下へと続く階段に好奇心をくすぐられる。「三角州から地下へ降りる」って、カッコいいでしょう?

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変化し続ける地下街

この間ここを通った時は、タイ料理屋「モンティー」の隣に台湾料理屋さんが新たにオープンしたようだった。こんど東京に行ったら必ず行ってみたいと思う。それと、奥の方にオーガニックのお店も開店したようだった。どんどん盛り上がって、人が集まる場所になってほしいと、東北の片隅から応援しています。

誰かに教えたくなる地下街

私の場合は夜な夜な浅草をうろついている時にたまたまこの地下街へと迷い込んだ。だから、その感動と衝撃は相当なものだった。「おーおー」と唸りながら舐めるようにして見て回ったことを鮮明に覚えている。あの時はなんの予備知識もないまま、この地下街の存在すら知らぬままに偶然足を踏み入れてしまったのがよかった。 

この地下街の存在を知ってしまった人が次にすることは以下のとおりである。

・自分の中でこの地下街を浅草の入口、出口にする。

・友人や彼女を連れていく

・遠回りしてでも、通ってみる。取りあえず浅草に行ったら通ってみる。

浅草に行く時はあえてこの地下街から浅草入りしたくなる人は私だけではないだろう。浅草を出る時もしかりである。

近しい友人に我がもの顔で紹介した人も多いのではないだろうか。私は実際に何人かの友人に紹介した。でも、あまり慣れてしまうと感動が薄れてきてしまうというのも怖かった。だからあえて行きすぎないように努めてもいたのだ。関係を長続きさせるための工夫を厭わない、そんな気にさせてくれる地下街が他にあるだろうか。笑

ついに日本最古の地下街になってしまった

ところでこの地下街だが、つい最近、日本最古の地下街になってしまったようである。これまで最古だった銀座の三原橋地下街の最後の一店が、今年4月25日で閉店したことによるみたいだ。銀座三原橋地下街についてはこちら→) 東京DEEP案内

まとめ

この地下街と似た臭いはその後訪れた台湾やタイの街かどで再び出会うことになった。「洗練」という言葉とは対極に位置するこの香りが象徴するものは、日本ではおそらく「昭和」という時代なのだろうと思う。レコードに針を置いた時の音にもならぬ音。あのアナログの心地よさに通じる何かが、まだこの場所には残っている。

・浅草地下街関連リンク集

まるで昭和の時代!浅草地下街ってどんな場所?-Naverまとめ

東京DEEP案内

How to read maps

 

・おすすめの本 

著者、小沢昭一さん流の浅草散歩コース、昔の浅草の写真入りで、この本片手に自分流の散歩コースを開拓したくなる、そんな一冊です。ちなみにオレは松屋浅草の本屋で購入しました。

ぼくの浅草案内 (ちくま文庫)

 

 

-タイ料理, 浅草

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