タイ タイ語

タイ旅行と英語。タイで誤解された3つの英単語。

投稿日:2013年8月16日 更新日:

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バンコク、世界最大のワニ園にて。

 

さて、上の写真は今年の一月のタイ旅行中、バンコク南東のサム・プラーカーンにある世界最大のワニ園でのショーの最後に撮影したもの。かなり奇抜な写真だ。

後ろの二人はマシンガンを持っているようにも見えます。ワニの口からズダダダダン。手前のデカイのはキャノン砲でしょうか。今日は何を書こうかとネタに困っています。

手帳を開いて過去のメモを眺めていると、タイ旅行中の記述を発見し、英語がほとんど通じないタイで誤解された英単語について思い出したのでそれを紹介しようと思います。

 

バンコクのワニ園にて

 

このタイ旅行の個人的なテーマがゲテモノ料理を食べることだったので、ワニ園の中にあるレストランでワニ料理を食べました。朝の入園時にハンバーガー、帰り際にステーキ。やや生臭さがあったもののうまかった。

ワニの肉はどこから仕入れてくるのか興味があった私は、帰り際に入場口の所で係員に質問してみました。市場の場所が分かれば行ってみたかったから。

タイでは英語がほとんど通じないのだが、たまに出来る人がいて、一か八か英語でおばちゃんに聞いてみると通じず、別の若い子を呼んでくれたのだがやはり通じない。

代りに、私がワニ料理を食べたいのだと勘違いしたその子が園内のレストランへ行けと薦めてくるという展開に。すでに食べ終わっていた私が「I already ate it」。すると「No egg. No egg」と彼女。

「ate」が「egg」と理解されてしまい私が卵をべたがっていると思ったのか、「卵はないわよ」としきりになだめてくる。もうだめだと諦め礼をいって立ち去った。

 

「ate(食べた)」→「egg(卵)

 

チェンマイのトゥクトゥクの運転手

 

チェンマイの旧市街でチャーターしたトゥクトゥク。象園や蛇園、首長族の村が密集する一帯を一日かけて回ってもらった。私がそれぞれ見学している間、彼はトゥクトゥクを止めてのんびり休憩しているという流れ。一日中街を走り回っているより、私一人について一日送迎した方が割がいいのだろう、こっちもそのほうが助かるし、お互いによい関係だった。

夕方、最後に首長族の村を見終わり、私は財布が空になっていることに気づく。チェンマイの市街地で換金してからじゃないとおじさんに払えない。ということで「I need to go to bank」と告げるとやはり通じない。

「bank!bank!」と銀行の部分を強調すると帰って来た言葉は「Bunny?」。トゥクトゥクの背もたれからバニーガールのチラシを出してきて「バニーガール!ビューティフルウーマン!O.K, O.K, Let’s go!」。

私が淫らな場所で遊びたがっていると勘違いしたようすで、自分も遊ぶつもりなのか顔に精気をたぎらせて言う。

「No, no, no. I mean I need to change money」。

諭吉を見せながら「Money」と「Bank」を組み合わせて説明することでやっと理解してくれたようで、チェンマイの換金所の前でちゃんと停めてくれた。

その後バスターミナルまで送ってもらって、一日付き合ってくれた彼と固い握手を交わして別れ、私は再びバンコクを目指したのだった。

 

「Bank(銀行)」「Bunny(うさぎちゃん、バニーガール)」

 

チャイナタウンのトゥクトゥクの運転手

 

前述の通り、ゲテモノ料理を探していた私は、バンコクのチャイナタウンで蛇が食べれるレストランはないかと、中華料理屋の前のメニュー表を注意深く見ながら歩きまわっていた。

路肩に停まった一代のトゥクトゥク。運転手と目が合い、聞いてみた。

「Do you know any restaurant I can eat snake?」

するともちろんだといった表情で乗れという。乗ってみたものの徐々に不安が募り何度も「snake」を連発し確認すると「yes!yes!」。私がしつこく聞いたからだろう、なにやらレストランのチラシを取り出しバシッと見せてくる。

 

そこには「Kobe beef Steak」、、、。

 

 

 

「Snake(蛇)」→「Steak(ステーキ)」

 

そそくさと下車して料金を支払い、もう一つのプラン、スズメの巣が食べれるレストランを目指して私は歩きだした。

 

まとめ

 

これからも英語なんて通じないままのタイでい続けてほしいと切に願っております。

そしてガイドブックに簡単なタイ語が書いているにも関わらず使おうとせず、英語でなんとか済ませようとしていた自分の傲慢さはちょっと問題だ。

「こんにちは」と「ありがとう」しかタイ語を覚えなかった。

 

また、現地の人に触れれば触れるほどもっと目の前の相手を理解したいという欲求が生まれた。

これが言語を学ぶ本質的なモチベーションだと、英語に必死になっていた頃を思い出す。

今度行く時はタイ語を勉強していこうと思う。

 

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