タイの場合、日本国籍であれば、30日以内の観光目的の滞在をビザ無しで認めている。
ところが、お隣カンボジアの場合、観光には観光ビザの取得が必須となる。
今回、バンコクから国際直通バスでシェムリアップへ行き、アンコールワット観光をしてきた。
バンコクからカンボジアのシェムリアップやプノンペンを目指す旅行者も少なくないと思う。
今回、日本でカンボジアの観光ビザを取得して行かなかったので、以下のいずれかの方法で取得しなければならなかった。
ビザ取得方法には陸路にせよ空路にせよ3つの方法がある。
- 陸路の場合、タイ‐カンボジアの国境で取る。空路の場合、カンボジアの空港で取得する。
- E-VISAで取得する。
- バンコクのカンボジア大使館で取得する。
今回は3の方法でビザを取ったので行き方や流れを説明したいと思う。
バンコクのカンボジア大使館の場所と行き方、ビザ申請に必要な準備物
バンコクカンボジア大使館住所:The Royal Embassy of Cambodia 518 / 4 Pracha Uthit Rd. (Soi Ramkamhaeng 39) Wangtonglang Bangkok 10310 Thailand
Tel : (+66) 2 957 5851/(+66) 2 957 5852 / Email: camemb.tha@mfa.gov.kh
カンボジア大使館はバンコクのランカムヘン地区というところにある。
最寄り駅は地下鉄MRTホイクワン駅、そこからバスで10分ほど、ビザ申請受付時間は9時~12時までとなっている。
準備物
- パスポートとコピー2枚
- 証明写真一枚(サイズ指定なし)
- 申請書(大使館にある)
- 申請料金:1000バーツ~1200バーツ
パスポートのコピーと顔写真は大使館傍のコピー屋で取ることができるので当日で大丈夫。
コピー屋の女性にパスポートを渡すと必要なページを勝手に撮ってくれるので心配ない。
料金はコピー一枚が2バーツ、顔写真が120バーツとなる。
申請料は、
- 申請日から3営業日後の受け取り ➡ 30USドル/1000バーツ
- 申請日当日発行 ➡ 35USドル/1200バーツ
当然だが、1の場合、3営業日後に再び大使館へ出向かなくてはならない。発行料金は200バーツ安いが、時間と手間と交通費がかかる。
また、申請時に要望を伝えないと、勝手に当日発行にされてしまうこともあるので注意が必要。
最寄り駅MRTホイクワン駅からバスでカンボジア大使館へ
ちなみに今回はカオサンから大使館へ向かった。
行き方を簡単に説明しておくと、カオサン近くのバス停から赤バス2番に乗り、BTSアソーク駅前で下車。
そこから徒歩ですぐ近くの地下鉄MRTスクンビット駅前まで歩き、そこからホイクアン駅へ。
ホイクワン駅の2番出口を出て、左へしばらく歩くとバス停が見えてくる。
ここで赤バスの36番に乗らなければならないわけだが、注意しなければならないのが番号。
「36(サームスィップホック)」ではなく
「36Π(サームスィップホック、カー)」
に乗ること。
それぞれ方向が違うバスだから気を付けて欲しい。
バスは6.5バーツ、運が良ければ無料バスに当たるかもしれない。
予めバスの車掌に「カンボジアンエンバシー」へ行きたい旨を伝えておくと下車するところで声を掛けてくれる。
もしくは下の大使館の写真を見せた方が早いかもしれない。
もっとも、10分くらいでファミマの前のバス停にたどり着くのでそこで降りればよい話、別段難しくはない。
私の場合、先に大使館へ行って書類を記入し、その後いったん外へ出てコピー屋へ行きコピーと写真を撮ったが、バス停を降りてすぐなので初めに撮っておいた方が効率は良い。
コピーと写真を撮ったら大使館へ。ファミマの先の信号の奥の建物がそう。
信号を渡り進むと左手が入り口になっている。
帰りは下車したバス停の反対車線でソンテオを捕まえればホイクアン駅方面へ戻ることが出来る。
たしか7バーツほどだったと思う。
大使館でビザを取るメリット
ちなみに、今回事前に大使館でビザを取った理由は、「事前に手に入る安心感」と「国境での時間節約」だった。
陸路の国境超え場合、国境でビザ申請すると係員に賄賂を要求されるかもしれないという噂があったので事前に取ることに。
しかし、一緒に国境超えした日本人の話によると賄賂の要求はなく1000バーツでビザを取れたという話であり、仮にたかられたとしても200バーツほどの話で、その額は大使館で当日発行する値段と変わらない。
また、大使館まで行って帰って来れば午前中いっぱいかかる可能性があり、ならば国境で取った方が時間的にも早いかもしれない。
そのへんも踏まえた上で検討してみて下さい。
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