タイ パタヤ 夜遊び 治安

パタヤの夜遊び。エリア別の特徴、店の料金、システムから治安までレポ―ト。

投稿日:2016年10月10日 更新日:

 

 

 

バンコクから南東へバスで約2時間、世界屈指のビーチリゾート地パタヤがそこにある。

灼熱のビーチ、マリンスポーツ、立ち並ぶ高級ホテル、そして毒々しいピンクのネオンが眩しい夜の歓楽街。

 

ここは元々、静かで小さな漁村に過ぎなかった。

パタヤが変貌を遂げるきっかけはベトナム戦争だった。

 

1960年代、ベトナム戦争の砲声が東南アジアに響いていた頃、タイは米軍基地としての役割を果たしていた。

ベトナム北部に絨毯爆撃を食らわせていたB52の多くはタイから飛び立っていった。とりわけパタヤのウタパオ空軍基地は重要基地として機能しており、多くの米軍が駐留していたと言われる。

基地とそのすぐそばに形成される軍人が羽を伸ばすための歓楽街。よくある話だ。パタヤもその例外にもれず、米軍の保養地となり、娯楽地となった。

現在、パタヤの夜遊びに外せない歓楽街であるウォーキングストリートの歴史の幕開けもそこにある。当時は、バーが立ち並ぶ区域だった。

 

殺し合いを忘れての束の間の騒乱。そして、タイ人女性を求める米軍兵。

 

戦争が終わり米軍は撤退したが、今度はパタヤの噂を聞きつけた欧米の男たちが毒々しい夜のネオンにひきつけられていった。戦争は終わったが、パタヤは終わらなかった。

その後パタヤは、ビーチリゾート地という新たな仮面を纏いながら急速な発展を遂げたわけだが、その本質はいまでも変わらず夜遊びにあると言っていいだろう。

狂わしいほどの夜遊びを求め、欧米、中東、アジアの男たちがひっきりなしに訪れる。薬を飲んでまで行為に及び、副作用からか腹上死する老齢の男も後を絶たない。

 

そんなパタヤに初めて上陸し、夜の街を彷徨った。

 

移動手段やエリアごとの特徴、料金・システム、治安、そしてちょっとした体験記も含めながらレポートしていこうと思う。

 

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“GOOD GUYS GO TO HEAVEN, BAD GUYS GO TO PATTAYA (いい奴は天国へ行く。ワルい奴はパタヤへ行く).” 
 
 

パタヤのマップと移動手段、ノースエリアとサウスエリアの夜遊び。

 

 

 

 

パタヤ―湾に沿うように北から南に向かって走るビーチロード、並行するように少し内陸側を走るセカンドロード。

この2本のちょうど真ん中を東西に貫くのがパタヤー・クラーン通り(Central Pattaya Rd.)であり、その北側がノース・パタヤ―、南側がサウス・パタヤ―と呼ばれるエリアになる。

ウォーキングストリートを始め、パタヤ―の夜遊びエリアの多くはサウス・パタヤ―に集中しているが、ノース・パタヤ―にもソイ(路地)6や人気のMPが立とい並ぶ。

 

分かりやすさを重視してノースとサウスに2分してレポートしていくことにするが、バービアや場末のゴーゴーバーならエリアを越えてあちこちに点在しているのがパタヤという街であることは忘れないでほしい。

 

 

移動手段はソンテオ

 

 

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濃紺のソンテオが主な移動手段。一律10バーツだ。

 

パタヤ―中心部の移動はソンテオが便利だ。ソンテオさえ乗りこなせれば少なくとも夜遊びは事足りる。

街には濃紺のソンテオがたくさん走っている。ビーチロードとセカンドロードを反時計回りにぐるぐると走っているので目的地周辺で下車すればよい。

料金は一律10バーツ。

道端で捕まえたら黙って乗り込み、目的地でブザーをならして下車したら運転席か助手席側に周り込んで料金を支払えばいい。

乗車前に料金を尋ねるとしめしめとぼったくろうとするドライバーは多い。とにかく黙って乗って降りたらしれっと10バーツ支払えばそれでいい。

タクシーの様に貸し切りでの利用なら値段交渉が必要になる。

ビーチロードとセカンドロードの輪の内側や周辺エリアならおそらく30バーツほどが相場になる。提示額が1人分なのか総額なのかなどきちんと事前に確認しておくべきだ。

 

 

ノースパタヤ。マッサージパーラーやソイ6。

 

 

MP

 

ノースエリアの中心になるのがセカンドロード沿いのいくつかのMPとソイ6だろう。

 

パタヤには主要なマッサージパーラーが5~6軒ほどある。

 

そのうち日本人からの評価が高い店はノースパタヤのセカンドロード沿いに集中している。

 

店を冷やかすだけになってしまったのだが、日本人の需要も高いはずなのでパタヤの人気店の場所と料金をさらっと紹介したいと思う。

 

となみに店のシステムを簡単に説明しておくと、タイのMPはちょうど日本のソープランドに当たるサービスだと考えればよい。

店内には金魚鉢と呼ばれるガラズ張りのひな壇やサイドラインと呼ばれるソファーがあり、そこに女性がずらりと並んでおり、気に入った娘を従業員に指名することができる。

この時、ビールやドリンクを飲みながらゆっくりと眺めていられるし、気に入った娘がいなければ見るだけで退店してももちろん構わない。

気に入った娘がいたら、服についている番号札の番号で指名する。

料金はグループごとに設定されている場合もあれば個々で差異のある場合もあるので指名の際に従業員にきちんと確認した方がよい。支払いの後、個室に移動してサービスを受けるという流れ。

部屋に入るとボーイがドリンクのオーダーを取りに来るので女性のドリンクを含めて飲みたいものをオーダー。この時多少のチップを払うのが一般的。

こが済みサービスに満足できたなら女性にも300バーツ前後のチップを払うのが普通。時間は90分から120分ほどが一般的だが、ここも指名の際に従業員に確認した方がよい。

外の客引きについていく形の場合はマージンを含めた料金を支払わなければならないのが普通なので自分で調べて行った方が無難だろう。大抵のお店は昼間からやっている。

ざっとこんなところだろうか。

 

 

サバイディー

 

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       セカンドロード沿いのサバイディー。パタヤでは一番人気との噂も。

 

ノースパタヤ、セカンドロードとソイ2のちょうど交点にあるサバイディー。

多少の変動はあるはずだが、料金は2000~2500バーツほど。

日本人客が多いようで、ある程度日本語が話せる娘もいるようだ。在籍数は50人前後とのこと。

 

ハニー2

 

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               セカンドロード沿い、ハニー2。

セカンドロード沿い、ソイ2とソイ3の間にあるのハ二―2はちょうどショッピングモール「ビックC」の向かい側。

料金は2000~2500バーツほど。

 

 

ハニー1

 

 

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サウスパタヤ、ソイハニーインのハニー1。

 

 

 

正式にはソイ11だが、かつてこの通りに存在したホテル「ハニーイン」がソイハニーインという呼び名の由来とされている。

そして今そこはハニー1というマッサージパーラーになっている。ちなみに現在は新たにハニーインというホテルがハニー1の真向かいに立っている。

ハニー1は女性陣のレベルが微妙、それほど評判がいいとは言えない。

料金は2000~2500バーツほどだが前述のサバイディーやハニー2よりも見劣りする。しかし、サイドラインには目ぼしい娘もちらほら。

ドリンクを頼まなければ無料で見てこれるゆえ、試しに覗いてみるのもありだろう。

 

 

ソイ6

 

 

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ビーチロード側から見た夕方のソイ6。女性の観光客が遠巻きに写真を撮る。

 

昼間、セカンドロード側から初めてソイ6を眺めた時は圧倒された。奥に広がるはずのビーチこそ見えないものの、灼熱の下に形成された猥雑な歓楽街には、バンコクなどの都市には無い奔放な迫力があった。

ソイ6はビーチロードとセカンドロードを繋ぐ路地で全長は約350メートルほど。ビーチに向かって道の両脇にバーが犇めき合っている。

ところがどのバーも二階立てかそれ以上と背が高い。これが一体何を意味するのか。

つまりどの店も二階かそれより上の階でそのまま行為に及ぶことのがきるという仕組み。ここがタイでよくあるバービアと違うところだ。

部屋代の相場は1時間250~300バーツ、女性に払う代金の相場が1000バーツ、その他にドリンク代がかかって来る計算になる。

 

ノーンカーイ出身の日本人好きの娘と知り合う

 

ソイ6を冷やかし歩く。

どこかあか抜けない田舎臭さの残る娘が多く、30代以上と思しき女性も少なくないように見受けられた。

そしてそれは、パタヤのバービア全体に共通する点でもあった。

飽くまで主観だが、どのバービア街を歩いてみても、都会的なキレのようなものやフレッシュさというものに欠ける。よく言えばどこかのんびりとした感じ、悪く言えば気怠い雰囲気が漂っていた。

日がな灼熱の太陽がぎらつくビーチ沿いの街なのだから、それは当然と言えば当然なのかもしれない。

女性たちの年齢が概して高めなのも、想定する主な客層が中年や初老のファランたちだと考えれば理にかなっている。バービアには大抵ビリヤード台が置いてあるものだが、その事実は元々バービアが誰のための店だったなのかという事を物語ってもいる。

夕暮れ時のソイ6にも、パタヤ暮らしの長そうな中年のファランがちらほらしていた。きっと自分の娘ほどかもっと若いであろうタイ女性とじゃれ合い戯れる初老のファランを冷めた目で眺めつつ、しかし彼らを否定する気にも到底なれない。

たとえ老いぼれたじじいでも、ある程度の金さえあればここでは相手にしてもらえる。いや、仮に金が尽き果てたとしても、寂しさを紛らわす相手には事欠かないだろうし、もし運が良ければ世話好きのタイ娘に面倒を見てもらえるかもしれないのだ。

ソイ6の中ほどまで来たところで、適当な娘を選びバーへ入る。通りに面したカウンターにその娘と腰掛けてビールを飲んだ。まだ若そうなその娘はイサーン出身の20歳で、見るからにやる気のなさそうで見るからに気怠い雰囲気を醸し出していた。

例のごとくその娘に一杯おごりながら、店のシステムや料金を尋ねた。

料金は二階の部屋代と女の子本人に支払うペイバー代に分かるれる。部屋代の相場は1時間250~300バーツ、女の子に払う代金の相場が1000バーツだという。どうやらこれがソイ6の相場らしい。

気だるそうにしながらも仕事は仕事ということだろうか、彼女にペイバーを誘われたが”just drink(飲むだけでいい)”というようなことを言ってかわす。

そのうちに店の前を時計売りが通りかかると、その気のない私を差し置いて何やら交渉を始めた様子。しばらくして戻って来た彼女は「700バーツで買っちゃった」というようなことを私に告げた。

その後も会話が弾みそうになかったのでビールを飲みほしたところで店を後にした。

セカンドロード側まで歩く。いくつかの店先には、女性にしてはやけにガタイのいいお約束のレディーボーイの姿もちらほらしている。

ソイ6もそろそろ終わりかと言う頃、店先で一人の娘に日本語で呼び止められた。

思わず立ち止まる。

小柄だが豊満でクリリとした目の表情にはチャーミングさがあった。笑顔や全体の雰囲気もどこかテキパキとした印象を受ける。他の子とは異色だった。飲むだけ、彼女に付いて入り口のカーテンを潜った。

 

さっきの店とは少し違い、この店の入り口はワインレッドのカーテンで仕切られて外側から中が見えないようになっている。

店内は冷房が効いていてとても涼しく、日本で言うところのスナックの様なつくりになっていた。小さなバーカウンターがあり、そこにはママさんらしき中年の女性が暇そうにしていて、他にテーブル席が2、3ある。奥にはトイレの入り口と思しき簡素な扉と、それとは別に怪しいドアが一つ見える。 

まだ日暮れ前ということもあってか客は私一人だけだった。私は一番手前の席に着いた。
 
ちょうど目の前には天井に取り付けられたテレビが見やすい位置に落ち、画面には欧米人男性アーティストのポップなPVが何気なしに流れている。
 
カバー付きのよく冷えたビールをテーブルに置いた彼女は私の右隣に座ると、のっけから猛攻を仕掛けて来た。
 
お約束の「どこから来たの?」や「パタヤにはどれくらい?」「タイは何回目?」などといった質問から会話が始まるやいなや、ニコニコと笑顔を見せながら体をぎゅうっと密着させると絶え間なく体に手を這わせて来る
 
会話の最中、欲望を押さえるのは至難の業だった。
 
少しの日本語が出来き、しっかりとした英語を話す。話ぶりを聞いていると多少の学があるようにさえ思えてくる辺りがこの世界の他の女性とは少し違う点としてキラリと光った。
 
じっさい話を聞いていくうちに彼女は短大に通っていたらしいことが分かり、しかし結局は学費が払えずに卒業を断念したのだとか。本当はポリスになる予定だったらしい。
 
ノーンカーイ出身の彼女は小柄だが肉付きのよい躯体をしていた。目鼻立ちの整った可愛らしい面立ち、そして全身から滾る色気があった。記憶は嘘をつくものらしいから、もしもう一度対面したらまた違った印象を受けるのかもしれないが、、、。
 
体をぎゅうっと密着させて至近距離からじっと見つめてくる瞳の下には、なんとも甘そうな涙袋を湛えている。世話好きで面倒見のよさそうなところも男には有り難い魅力だろう。彼女は、たびたび二階へと誘ってくる。
 
一晩だけの相手としては申し分ない気もした。ところが、こういう世界にあまり深入りするのも正直私の望むところではなかった。
 
時にはこうした店を利用するのもあり、だが、理想は酒を飲みながら夜町を彷徨い歩き、タイという国を夜の世界から眺められればそれでいい。
 
彼女の猛攻に耐えながら話に耳を傾け続けた。この店でソイ6は最後にしようと思っていたので、酒のペースをやや上げることにした。ウイスキーの水割りをぐびぐびとやった。
 
なんやかんやと彼女の身の上話が止まらない。
 
唐突だが、最も印象に残った話。
 
それは過去の恋人の話だった。彼はパタヤの日系企業に勤める単身赴任の日本人男性だった。彼は客として店に来たらしいが、お互いに惚れたのか、それとも彼の赴任先での「女」として目されたのか、とにかく彼との暮らしが始まった。
 
彼は彼女を囲い、彼女はこの仕事からも足を洗った。もちろん必要な生活費は彼が払ってくれた。
 
彼女は、彼の身の回りの世話をしてとても尽くしていた。彼を信じていたし、もちろん彼女なりに将来を思い描いていたのかもしれない。しかし彼には日本に残してきた妻と子供がいたことをまだ彼女は知らなかった。
 
ある日、日本から突然妻がやって来てドアを開ける。妻なりのサプライズだったのか、それとも日本にいても女の嗅覚が、別の女の匂いを鋭く嗅ぎつけたのだろうか。
 
そこですべて終わり。彼に家族がいないという裏付けまではなかったが、独身だと言う彼の言葉を彼女は信用していたらしい。
 
なんだか絵に描いたような話だが、夜の世界で働くタイ女性と外国人の話としてはよくあるパターンなのかもしれない。
 
「あなたは結婚しているの?」
 
「いや、シングル」
 
左手薬指を確かめるように触って来る。指輪がないのは一目瞭然だが、指輪の跡がないことまでじっくりと観察する入念さで。
 
とにかく話の間も終始、どけてもどけても彼女の左手は貪欲に私に関わろうとしてきた。
 
まじめな話が終わるとまた左手だ。考えてそうしているというよりも、左手が勝手にそこへ戻って行きたがるといった具合だ。
 
それに彼女は、そういう「行為」が好きなタイプに見えた。仕事と割り切って「こと」に及ぶ女性も多いが、中にはそれ自体を楽しんでいる娘もいて、彼女の場合は後者のように映った。
 
 
しかし、多くの夜の女性と同じように、彼女もまたこの世界から早く足を洗いたいようでもあった。
 
「日本人との子供が欲しい」とか、「日本人向けにタイ雑貨のビジネスをしたい」とも。
 
そのための有力な手段が、客の男性に救い出してもらうという方法だろう。
 
過去、夜の世界で働く多くのタイ女性たちが、そうやってこの世界から這い出してきたはずだし、その王道は今も変わっていない、そして彼女も虎視眈々とその機会を伺っているように思えた。
 
時折ラインのやり取りをしているのが分かった。何気なく画面に目をやると、英語だが、誰か男からの誘いの様で「今日は無理」みたいな返事をしていた。なにせ隣に密着しているので、ちらっと右を見ただけでやり取りの概要が分かってしまった。
 
彼氏なのか、それとも外国人の客なのか、あらゆる方面に糸を張り巡らせる強かな蜘蛛のようにも思えて来た。
 
しかし実際は、「蜘蛛の糸」を伝って上界へ抜け出したいのは彼女の方で、またそれを可能にする太くて強い糸がそう簡単に見つかるわけでもない。
 
私が釣れないと諦めたのかこんな提案だ。
 
「明日パタヤを案内してあげる」
 
スマホの写真を見せながら、見るべきお寺や観光地、おいしいタイ料理の店など、色々と説明してくれる。予定がずれることになるが、そういう展開も面白そうだな、などど考えもしつつ話を聞く。
 
「バイクで案内するわ。私、運転には自信があるの」
 
スマホの写真には、どこかのレストランで客らしき若い日本人男性とのツーショットもあった。
 
相手が乗ってこれば、一日二日と店を休んで一緒に過ごしたり観光しているらしい。その場合はあくまでプライベートな付き合いで、一日当たりの料金を請求することはないそうだ。もちろん、どこまでの関係性で時を過ごすのか主導権は彼女の方にありだ。
 
一時の出会いを彼女なりに楽しんでいるようにも見えた。彼女はそうした過去のお客との写真を見られることを憚る様子もなく、もちろんこちらとしてもそれに対して別段思うところはない。
 
途中、日本人の中年男性が店先にいた若い女と入店した。二人は奥のソファーに座り込みイチャイチャし始めたかと思うとさらにエスカレートしていった。
 
のちに、二人は奥のドアの向こうに消えた。数十分経つと二人で戻ってきて、カウンターにいたママさんにお金を支払うと、別れ際に抱擁し、男は店を後にした。ここはそういう場所で、こういうシステムだ。
 
 

タイ警察と賄賂 

 
黒キャップに黒いポロシャツの腹の出たタイの中年男が入ってきた。カウンターのママさんとなにやら話している。彼女も時折なにか話しかけ、ラフな会話が続く。
 
しばらくして男は店を出た。
 
「彼は何者?」
 
彼女は耳元に小声で「ポリス」と囁いた。
 
話を聞くとこうだった。
 
そのポリスは、店に異常がないかの見回りをしに来ていたわけだが、店側から1000バーツ徴収しているらしい。それが一日の額なのか、一カ月なのか、来るたびになのか、そこまではわからなかったが、小声ながら「1000バーツよ、すべての店から1000バーツ」と、総額の大きさを強調するように彼女は言った。
 
「タイの警察はマフィアのようなもの」。
 
なにかトラブルがあればすぐに教えるように、とのことだが、こういう商売を堂々と継続するのに必要な、要するに賄賂だ。
 
この頃には、欲望も、酔いもちょうど一回りして落ち着いてきていた。
 
あまりにいろいろな身の上話をされ過ぎたことで余計にその気もなくなっていた。積極性に満ちた彼女のアプローチをむしろ変なプレッシャーに感じてしまう瞬間があったこともその理由だった。
 
結局彼女にも何倍か酒をおごりながら2時間ほど店にいただろうか、合計1100バーツの飲み代となった。
 
外に出た。とっぷりと日も暮れ、しかし通りは怪しいピンク色に染まり、夜の人間たちの熱気で溢れていた。パタヤの夜がもう始まっていた。
 
「お酒を奢ってくれたから今度は私が。ちょっと待ってて」
 
そう言って、通りかかった屋台からイサーン料理だというスープを買って戻ってきた。屋台の売り子の女性も恐らく、イサーンからの出稼ぎ者なのだろう。
 
酒の後だからちょうど腹が減っていた。店先のカウンターで二人して突く。辛みの効いたスープがやけに進んだ。
 
(これを食ったら帰ろう)
 
食べ終わると「明日来るかどうかはわからないからね」と言い残して店を去った。この時点ではまだ決めかねていたが、結局その後この娘に会うことはなかった。
 
もう少し話を聞いて見たいという気持ちと、もう十分聞けたという気持ち、そしてこれ以上親密になったところで仕様がないという現実的で退屈な考え。
 
パタヤ滞在の日数も、無限ではない。
 
「来るなら二時頃までには来てね、じゃないと私もどこかへ行っちゃうから」
 
彼女には別の予定が、いくらでもあるのだろう。
 
ソイ6、またパタヤに行ったらこの店の前を通ってみよう。

 

 

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日没後のソイ6。ピンクのネオンが記憶にこびりついて離れない。

 

 

サウスパタヤ。ソイハニー(ソイ11)とソイチャイヤプーン、ソイ7,8、そしてウォーキングストリート。

 
 
 
 
 
 
サウスパタヤ。
 
ハニー1のあるソイハニーイン(ソイ11)だが、この通りにはゲストハウスやホテルも立ち並んでおり、ここに宿を取るのも面白い。
 
数軒のバービアもあり、すでに昼間からいかがわしい雰囲気が漂っているのは、「スペシャル」マッサージ店のせいだ。実はこの通りの醍醐味はここにある。
 
とりわけ、ソイブッカオとの突き当りへ近づくに連れて「ウェルカ~ム」という呼び込みと一緒に卑猥な言葉が飛んでくる。
 
 
マッサージ屋の店先の若い女たちの呼び込みに、そのサービスの実態は明々白々である。
 
マッサージ代は基本的に200バーツ~ほど、しかし500~1500バーツでオイリーな「スペシャル」なものへと変化する。
 
商売である以上、おそらく何とかして料金の高いスペシャルに持ち込もうとするのではないだろうか。
 
だから、その気がない方はむやみに入らない方がよいかもしれない。下手を打つと病気のお土産も付き兼ねない。
 
交渉しだいで料金は多少の変動ありだろう。連れ出し可能な娘も多く、値段交渉で概ね300~500バーツ程度と考えていいようだ。

 

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セカンドロード側から見るソイハニーイン(ソイ11)入り口付近。なにやら中東系の男たちが屯している。

 

ソイ11の奥で今度はソイ・ブッカオに突き当たる。
 
「裏パタヤ」とでも言おうか、裏通りはやけに賑やかだ。
 
 
ドキッとする。
 
やけにガタイのいい女たち、つまりレディーボーイが屯している。どうやらここはレディーボーイ・バーだ。
 
何時ものようにしれっと、目を合わさぬようにして右折する。周辺にもレディーボーイの姿が目立っていた。
 
ちなみにもしレディーボーイの客引きにしつこく腕をつかまれてもやんわりと断るべきだ。日本の常識では考えられないことだが、客の冷ややかな対応に逆上し、暴行を加えるという事件が多発しているからである。特に夜が更けるほどに客引きは激しくなるので注意が必要だろう。
 
この通りそれほど太くはないのだが交通量が多くとても賑やかだ。いよいよパタヤの奥に侵入したかのような気分になる。
 
中華街を彷彿とさせる赤や黄色の看板が一部突き出ていたりするが、アイリッシュバー街も一角にあり、基本的にはここもファランの住処のようだ。
 
パタヤの深みに嵌ってしまったのか、バーに重く腰掛けて通りを眺めながらビールジョッキを傾けているファラン。中にはどんよりとした表情の目が死んだような親父もいる。
 
心を病んでしまったのだろうか、ぶつぶつ独り言を言いながら路肩を歩いている中年のタイ女性。その出で立ちは、どこか立ちんぼのようにも見える。
 
慣れた風に道を横断して行ったのは、まだ20代と思しき日本人男性だった。この界隈では日本人をあまり多くみない。

 

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ソイブッカオ。「裏パタヤ」の趣あり。

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ソイLKメトロ。新規のゴーゴーバーが開店するなど新たに注目を集めるエリアだが、今回は入店せず。
 

 

ソイブッカオをしばらく行くと、左手に雑然とした路地が伸びている。ソイチャイヤプーンだ。

舗装の荒れた砂利混じりの通り、明らかに空気が変わる。露店や庶民的な暮らしの香りがある一方で、どこか掃き溜めのような雰囲気が漂っている。

 

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ソイ・チャイヤプーン入り口。

 

通りにはやはり、店先に女たち。
 
ソイハニーイン同様、相変わらず卑猥な呼び込みばかり。四階ほどの建物がずらりと並んでいるが、通り全体にどこか澱んだ空気が流れている。
 
若い娘よりも、中年やレディーボーイの姿が印象深い。
 
「パタヤの底」。
 
そんな気分にさせられ、冷やかすのも一苦労、気を引き締めて歩く。
 
野良犬、水たまり、路面で飛び交うハエの群れ。
 
よっぽどの「通」だけが、こんな場所で楽しめる、そんな気がする。
 
160バーツほどの安宿、置屋も兼ねているのだろうか、物見遊山の旅人にもいい。
 
さっきソイブッカオで見た日本人の若い男が、マッサージ店の店先で女たちと話しているのを見た。
 
最奥のバーには溢れんばかりの初老のファランが昼間からわいわいやっている。サッカー中継でも見ているのだろうか。
 
ドキドキしながら往復し、ソイ・ブッカオの喧噪に立ち戻った。
 
ついにパタヤの奥の奥まで入り込んでしまった、そんな感慨だ。
 

 

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パタヤの底。ソイ・チャンヤプーン。

 

 

バービア密集地帯、ソイ7、ソイ8。

 

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ソイ7。
 
 
 
 
パタヤのバービアは全体的に年齢層が高い。一大バービア街のソイ7、ソイ8も例外ではない。
 
主役は中年のファランたちで、三十代よりさらに年上のバービア嬢でも十分にやっていける雰囲気がある。
 
若い娘もいるにはいるが、正直言って光る娘は少ない印象だった。たまに目を引く娘がいる程度。
 
日本の若い男が好みそうなタイプは、パタヤならゴーゴーバーに一極集中だろうか。
 
それでも、ピンクの毒々しいネオンに包まれたこの一帯、一度は歩いてみたい。飲むだけでもいい。
 
夜中はどこもそうだが、レディーボーイが狂暴さを増す。昼間はぐったりとして大人しいが、夜になると狂暴になるタイの野良犬のように。
 
 
このエリアでも強引な客引き、毒蛾に行く手を阻まれる。
 
鼻腔を突く、どぎつい香水の匂い。
 
路肩から伸びる腕、もともと男だ、きみが華奢なら簡単に引きずり込まれてしまうような腕力。
 
かと言って、断り方を一つ誤ると逆上してハイヒールで襲われかねない。十分に気をつけよ。
 
こちらの邪険な態度には敏感に牙を剥くあたり、非常に質が悪い、しかしそれがタイの夜に住むレディーボーイたちの本性でもある。
 
パタヤで裂傷する頭。
 
ハイヒールで襲われて顔面血だらけのファラン、ここではよくある顛末だ。

 

 

ウォーキングストリート

 

 

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ウォーキングストリート。ご覧の通り、半端じゃない。

 

若い娘を探すなら断然、ウォーキングストリートのゴーゴーバーだろう。ここはパタヤで最も巨大な夜遊び通りだ。

ここにはゴーゴーバー数十件が犇めいていおり、半分以上の店を覗いてみたが、その中でも日本人やアジア系の客にに人気のバカラが規模、質共に頭一つ抜けている。

その他に、palace a go goは規模が小さいわりに粒ぞろいと言った印象で、happy a go goもバカラに迫るほどよく、iron club、銀座などそれおれ目ぼしい子が2~3人はいた様子。

中には哀愁の漂ううらぶれた感じの店もあり、そうした店を体験するのも違った意味で面白味がある。

 

相場は店によってまちまちだが、ざっくりとバーファイン(店に払う連れ出し料金):500~1500バーツ

ダンサーに支払うチップ:ショートタイム→2000バーツ~、ロングタイム→4000バーツ~といった具合。

 

値段についてはその都度店側に確認すればよく、交渉次第で多少安くなることもあり得るはずだ。

 

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 鉄板は、バカラか。

 

長髪で腕にタトゥーの入った厳つい呼び込みの威勢のいい男。張のある声は野太く、迫力があった。入店しようとすると男はワイをして感謝の意を表した。

ビールをオーダーしてしばし見て周る。

海水浴する格好のダンサーたちを冷静に一人ひとり見ていくとじつはそれほど粒ぞろいというわけでもなさそうだったが、他の店に比べるとやはりレベルは高く、全体としての店の雰囲気にもどこかあか抜けた雰囲気がある。

いわゆる「ギャル系」と呼ばれるような派手な娘が多かった印象だが、これはパタヤのゴーゴーバー全体に言えることなのかもしれない。

 

と、なにやら入り口のそばで店の従業員が慌ただしく動いている。しばらくすると韓国人と思しきおじさん客がステージ脇から腕を引っ張られるように連れだされていった。どうやら退店を強いられた様子。

傍から伺っていると、どうやらその男はスマホでゴーゴー嬢を撮影していたらしいことが分かった。もちろん店内は撮影禁止だが、それを知ってのことか、それとも知らずか、、、。何人かのダンサーたちもこの出来事には苦笑いだった。

二階はまた一味違う。さらに露出度の高い娘たちが踊っている。

一階のステージ周りのソファーから上を見上げるとガラス張りの床からの覗き込むような状況となっていて、好みはあれどこのシステムがバカラの大きな特徴のようだった。これは、バンコクのソイカウボーイにあるバカラも同じだった。

ところが二階には一階よりも目を引く娘は多くないという残酷な現実。

つまり、二軍?露出度でカバー、という事なのだろうか、、、。

こうしたスタイルはバンコクのゴーゴーバーでも見たことがあり、二軍のようなグループが露出を増やして踊っている光景にはなんとなく悲しいものを感じざるを得ない。

一階では、40代前半と思しき日本人の男がステージにチップをばらまいている。100バーツ札だったろうか、20バーツ札だったろうか、とにかく数千バーツを従業員に両替させて数十枚の札をばら撒いていた。

ダンサーたちはキャーキャーと騒ぎながら足元に落下したお札に我先にと群がる。紙幣にプリントされた国王のお顔もどことなく赤らんでいるだろうか。

チップを取りそびれたのだろうか、騒ぎの直後に彼の下に駆け寄ってチップを強請るダンサーが数人いたかと思えば、彼はすんなりと彼女らにも払ってみせる気風の良さだった。

男への一時の注目はあっという間にダンサーの魅力に負けて移り消えてしまう。

さっきの男は一人で店を出て行った。背中がどこか寂しそうに見えたのは私だけだろうか。

仲間内で遊びに行ったときにやるとより一層楽しいのかもしれない。そういう柄じゃないので、私は永遠にやらないだろうが。

同じような催しで「ピンポン玉」がある。

一個20バーツほどのピンポン玉をなん十個もまとめ買いして同じようにステージ上にばらまくのである。するとダンサーたちはこれまたピンポン玉に我先にと群がる。どうやら一つ10バーツほどになるらしくみんな必死で飛びつくわけ。

こんな感じでかなり盛り上がっていたし、酒を飲んで雰囲気を味わうだけでも楽しめる。

 

その他の目ぼしい店

 

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PALACA A GO GO。規模は小さいが、意外に粒ぞろい。

 

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銀座。オーナーだろうか、日本語のできる早口のタイ人男がいるが、どこか面相が悪い。

 

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Air port club, Iron club.

 

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Happy A Go Go。バカラに匹敵か。
 
 
 
多きなお世話かもしれないが、店によっては「いつまで現役続けるの?」と言いたくなるゴーゴー嬢がいたりもする。
 
 
 
テーブル上で服無し、四つん這いの恰好でファランのおやじにビシバシされている者、見世物用のバスタブで泡だらけの者。
 
 
 

これがタイの夜、パタヤの夜か。

 

 

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ウォーキングストリート界隈にもバ―ビア街は多い。

 

ソイ15、ソイダイアモンド。

 

ウォーキングストリートから内陸側へ伸びるソイ15やソイダイヤモンドも侮れない。この界隈にも15件かそれ以上のゴーゴーバーが犇めいている。

中には廃れた雰囲気の店もあるが、それはそれでまた面白い。

あれは洋もののロックが鳴り響くゴーゴーバーだったが、客も疎ら、ダンサーも正直冴えたものではない。

休憩中なのだろう、まるで力士のような恰好の恰幅のいい嬢が店の奥から現れるとそのまま入り口の方へと客の前を横切り歩いて行った。彼女に羞恥心というものはないようだった。

どこかすり足のごとくのしのしと歩いて戻って来る、咄嗟に「相撲部屋」の四文字が頭に浮かんでしまい、そんな頭の働きもまたどこかおかしかった。それはこの店の廃れ具合を象徴するような出来事に思えた。

ビールを飲みほしてそそくさと退店。

 

路地は、それ自体にも魅力はあるものだが、とりわけゴーゴーバーの犇めく路地というのもまたなかなか歩けるものではない。ゆえに歩き甲斐がある。ソイ14や15だろうか。

まだ夜が本領を発揮する前、路肩に腰を下ろして街の動きを観察する。

ソイにはセカンドロード側からバイタクが続々と入り込んできて、ウォーキングストリ―トの手前で女を下ろしていく。

それは、夜の女たちの出勤風景だった。手にはバックはもちろん、屋台で買ったらしい夜メシやフルーツの盛り合わせをぶら下げていて、その袋、袋に、開店前に奥の個室やらにて、タイ人らしくみなで突き合う光景を連想させられた。

路地には、女性ものの下着や水着を扱う商店などもあり、バイタクを降りた後にそのまま店に入ると、すぐに出て来ると、何かしらの買い足しで崩したらしい運賃を外で待っていたドライバーに支払う者もいたりした。

私の腰掛けていたところの目の前に、リヤカーに荷物を付けたバイクが止まった。どうやらここも屋台になるようだった。

邪険に扱われるかもしれないと肩に力を入れて表情を伺ったが、青年はこちらを気遣うように顔をクシャリとして軽い謝罪とも取れる意を見せた。その人の良さにどこか安心しつつも、こちらこそ誰の使う土地とも知らず陣取っていた手前、すぐに腰を上げて所を移ることに。

ソイ14と15が途中で交差するようにしてパタヤソイ2ロードへ繋がる。やはりこの路地はなかなかいなせだ。

少々歩き疲れ、ちょうどその交点にある雑貨屋で一休みする。店先では店主のおやじが盥に敷いた水で皿を洗っている。客用とも店主用とも取れる雑貨屋の前の椅子に勝手に腰掛けていたのだが、目が合ったとき嫌な顔はされなかった。

ゴーゴーバーを店を転々とし、ほろ酔いで、またこの路地を歩いてみる。

夜も深まるにつれて露店の辺りにも人の群れ。ゴーゴーバー入り口の艶やかに発光するネオン、開けた格好の客引きが、そのすぐ隣でもくもくと立ち上る焼き鳥の煙。

酒の後の小腹を満たす遊びの観光客か、休憩中の露店商か、はたまた今宵は客に恵まれなかった嬢たちのか、あたりの屋台は夜の人間たちで賑わい、どこもかしこもずるずると緬やスープを啜っている。

その人の群れに挟まれて一人食べるのもなんだか億劫に思い、疼く食欲には見ぬふりを決め込んでえいと歩きだした。

 

 

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ウォーキングストリートから伸びる路地。日が暮れると、夜の女たちがバイタクで続々と乗り付けてくる。

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路上の花売り。中には小人症の売り子もいた。日本では俗に「障害者」と呼ばれる人たちも、タイでは路上に出て物売り、演奏家、物乞いまでなんでもやる。

 

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開店の準備が始まる頃、ゴーゴーバーの前にもこうしたお供え物が用意される。

 

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この如何わしい通りをぞろぞろと観光する中国人団体客。パタヤに流れ着いた”Bad Guy”たちからすれば、眉根を寄せざるを得ない光景かもしれない。

 

 

 

ビーチロードの昼と夜

 

 

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ビーチロードから望むサンセット。

 

パタヤビーチ沿いを南北に貫くビーチロード。

昼間はビーチでマリンスポーツやフィッシングツアーに興じるのもよし、もしくはビーチロード沿いに無数に並べられたビーチチェアに横になりなってのんびりと過ごしながら夜遊びに備えるのも良しだ。

ところで、日が落ちるとビーチロードの様相は一変する。

薄暗くなり始めた頃、どこからともなく立ちんぼが現れ始めては道行く男性に声をかけるというわけだ。

当然の事だが、フリーの街娼というのは「わけあり」の場合が多く、どこかの店に属している娘と過ごすのとはわけが違ってくる。その点注意が必要だし、よっぽどの物好きでもなければわざわざ危険な選択をするのはやめた方がいい。

 

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昼間のビーチロード。遊歩道をぶらぶら。

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ソムタム露店。

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有料ビーチチェア。一人50バーツほど。ここで飲むキンキンに冷えたココナッツジュースは格別。

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ビーチ沿いには昼間から酒臭い欧米人もちらほら。ちなみにパタヤは避寒地としてロシア人に人気が高く、街の至る所にロシア語表記が溢れている。

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レストランのメニューにもロシア語が。

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ケバブ屋。パタヤにはケバブ屋台が多く、酒の前の腹ごしらえや後の小腹満たしに最適。

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日没。これから眠らないパタヤの夜に突入する。

 

 

 

パタヤの治安と注意点

 

パタヤの治安はあまりよくないと言われることが多いが、常識的なふるまいを心がけていれば危ない目に合うという事はほとんどないと考えてよい。

パタヤには四泊五日ほど滞在し、主に夜に活動したわけだが全く問題はなかった。

それでも、治安の悪い通りやよくある犯罪のケースなどは紹介しておくべきだろう。

 

 

ビーチロード沿いのレディーボーイや立ちんぼ

 

前述したビーチロードはパタヤで最も治安の悪い通りと言える。昼間はまったく問題ないのだが、たとえば夜の立ちんぼには要注意だ。

特にレディーボーイは力が強く狂暴な娘も多い。旅行者とのトラブルもたびたびニュースになっている。

フリーのレディーボーイたちを連れ立って夜遊びするのはもちろん危険だが、夜のビーチロードは特にむやみに歩かない方がよい。

止む負えない場合は、ビーチと反対側の歩道を歩くべきだろう。人気は少ないが、ビーチ側よりはまだマシだ。

 

それ以外は、避けるべきエリアというよりも常識的な振る舞いをすることが重要になる。

ひったくりに狙われないようなバックの持ち方であったり、人気のない道は避けることであったり、泥酔するまで飲まないといったような基本的な事だ。

出会ったばかりの人を信用しないという当たり前の事であったり、飲み物や食べ物も人に勧められたものをむやみに口にしない事であったり。

 

いうまでもない事だが、深夜に泥酔状態でうろついていれば場所に関わらず恰好のカモになる。夜が深まるにつれて地元タイ人のチンピラもうろついているわけで、彼らは日本のチンピラの何倍も狂暴である。

泥酔した旅行者が集団暴行を受けるという事件も起こっている。

また人気のない道で野良犬に遭遇するとやばい。タイには野良犬が多く、夜は狂暴、パタヤも例外ではない。そういう意味でも明るい通りを歩こう。ちなみに早朝の犬もまだ狂暴だ。

大通りだったが、朝早く人気の少ない中をバスターミナルへ向かって歩いていると路肩の犬に襲われそうになり、中央分離帯まで逃げ離れたものだ。

つまり涼しい時間帯は野良犬に要注意だ。

 

 

ホテルの検索と予約

 

 

パタヤの夜遊びエリアに近いお手頃ホテルはこちらの記事を参考に、それ以外のホテルはこちらのサイトから検索、予約できます。

 

 

 

タイのお土産を通販で買う

 

タイ旅行のお土産は日本から通販で買うこともできる。

通販で買えるのはお菓子や酒類、小物類などの定番商品が中心となり、職場や友人に無難なお土産を配るのに向いている。

現地から身軽に帰国したい場合や帰国後の買い忘れの補充にも最適。

タイのお土産通販サイトはこちらの記事を参考に。

 

 

-タイ, パタヤ, 夜遊び, 治安

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