2013年1月、私は生まれて初めてタイを旅行した。
それは2週間の独り旅だった。
タイの街を歩いていると、ノーヘルのバイク運転手の多さに驚く。
街によって数に違いはあるのだが、老若男女問わず、ノーヘルの運転手が次々に目の前を行きかうのだ。
例えばこんな光景は珍しいものではない。

これは、タイで見かけるごく日常的な光景であり、決して盗んだバイクで走りだしているわけではない。私も到着してすぐは呆気にとられたものだが、2週間も滞在しているといつのまにか目が慣れてしまい、「ノーヘル」にたいしての違和感は次第にうすれていった。
この写真の先頭の彼女、この眼光の鋭さは一級品だ。いったい彼女たちの前方には何が、誰がいるのか、、、この写真からは残念ながらわからない。

なぜタイ人はノーヘルなのか。ノーヘルの人が多いのか。
「タイ」「ノーヘル」で検索して見ると、こんな文章が引っかかった。
どうしてこうもヘルメットを被らない人が多いのか、気になってタイ人に聞いてみました
「どうしてみんなヘルメットを被らないのですか?」
すると答えは・・・「面倒くさいから」「髪型が崩れるから」
えー!そんな理由かいっ!Σ(゚Д゚ υ)
よく、大通りなどで警察が取り締まりをしているのを見ることがありますが
バッサバッサと取り締まられている方もまたお見かけします
ヘルメット着用義務の違反罰金は1人400バーツ(約1,000円)、
3人乗りは200バーツ(約500円) です
え、そんなに安いの?と思われた方もいらっしゃると思いますが
チェンマイでの罰金の感覚を、日本でたとえるならば前者が約10,000円くらい、
後者が5,000円くらいかな、と思います
SlowHouse~チェンマイのゲストハウスとシェアウス~より
・タイでもノーヘルや3人乗りは違法
タイではノーヘルは違法なのだ、一応。
それでも被らない人が多い。
「面倒くさいから」「髪形が崩れるから」。
これがどれほど多くのタイ人の意見なのか知る由もないが、概ねこんな感じなのではないかと思う。
・取り締まりにかかれば罰金
3人乗りのノーヘルで捕まった場合、上記を軸に行くと、日本人の感覚では約15、000円の違反罰金を払わなければならないことになる。
もちろん常時警察が取り締まっているわけでもないだろうし、仮に見つかって止められたとしても見逃してくれたりするのかもしれない。
そのへんはよくわからない。
つまり、運が悪ければごくまれに罰金を払わされることになる、ということだろうか。
・死生観の違い?