タイ 病気・怪我

糖尿病の一歩手前から9つの血糖値対策でわずか3カ月で正常値へカムバック。

投稿日:2013年7月23日 更新日:


看護婦

輪廻転生の可能性はさておき、おそらくは一度きりの貴重な人生ですから、なるべく病気などに邪魔をされぬようにしたいものです。

健康管理はすでに人生に満足した人以外は、やはり励むべきではないかと思います。ところが我々の多くは油断をし、病気がはっきりとその姿をあらわすまでなかなか本気で動こうとはしません。

少なくともいま二十代後半の私はそうでした。そしてついに病はある日、私の前にちょこっと顔を出したのです。

タイ行きの機内で低血糖症に襲われる 

あれは去年の一月、わずかな貯金をひっさげ2週間のタイ旅行へと向かう機内でのこと。結論から言うと私は低血糖症に襲われました。

強い恐怖と不安に苛まれ、コーラを飲んでなんとか対処し、その後の旅にはそれほど大きい影響はありませんでした。

しかし帰国後病院へ行ってみると、目の前の医師の口から発せられた言葉は「境界型糖尿病」、つまり「糖尿病予備軍」というものでした。

覚悟はしていました。父親が現に糖尿病で、また父方の祖父や叔母もそうだったからです。しかしいざ「あなたは将来糖尿病になります。すでに今、一歩手前まで来ています」と無表情の医師に面と向かって言われた時はショックでした。

いま、29歳です。やせ形で、定期的に運動はしていましたが、酒豪と不摂生がたたったのでしょう、この若さでこの結果です。

自業自得。食事療法と運動療法を開始

これまで大病一つせずに来た私の中には「油断」「おごり」、俺は大丈夫といった根拠のない「過信」がありました。父親が糖尿病という事実も、私の意識を完全に高めるまでにはいたりませんだした。また両親から糖尿病という病気への具体的な知識をきちんと施されたことがなかったことも私の油断を形成した原因の一つです。

しかし、ほぼ、自業自得です。反省しました。

医師や栄養士のアドバイスののち、自分なりにいろいろと勉強し、境界型糖尿病という現在の段階では特に、「食事療法」と「運動療法」で血糖をコントロールするのが最善だということを知りました。これは「糖尿病」の方々にも共通することだと思います。

私が実践した食事療法と運動療法を簡単にここに上げてみたいと思います。誰かのお役に立てれば幸いですが、あくまで私自信が実践したことで、

また三カ月という短期の改善結果であり、もちろん私は医師ではありませんので、説明や認識に誤りがある可能性もありますのでご了承ください。その時は、ご指導いただければ、感謝いたします。

ご飯(玄米)を食べるのは昼の1食だけにする

糖尿病患者の宿敵である血糖値の上昇は、主に炭水化物によってもたらされるそうです。つまり炭水化物を食べなければ、血糖値の上昇を限りなく抑制することができるということです。

病院の栄養士さんのアドバイスでは、「ご飯は3食しっかり食べてよい」とのことでしたが、独自のリサーチの結果、私は「糖質制限食」を採用しました。

しかし、炭水化物もまた、エネルギーとして必要な栄養素、ただ減らせばよいというわけではありません。足りないと、低血糖の症状に襲われるので、サジ加減が重要です。

そこで「自分にとって一日に必要なご飯は何杯か」を探り続けた結果、「通常は一日に一杯」、「運動量が多い日は朝と昼の二杯」、という自分なりの答えが見つかりました。これをひたすら実践しました。

野菜やタンパク質はたくさんとる

野菜やタンパク質は血糖値の急激な上昇にほとんど関与しないようです。また、ご飯を一杯にした分、胃袋を満たすためにも、これらの量を増やしました。特に納豆や豆腐を多く撮るようにしました。

食べる順番を変える

野菜→味噌汁→おかず(肉、魚など)→ご飯(食べるなら)という順番を徹底しました。最初に炭水化物を摂取すると極端に血糖値が上昇するためです。

ペコペコの時にご飯や肉ではなく、野菜から食べるというのは一定の理性が必要ですが、これが体に優しい食べ方のようです。欲望をコントロールしましょう。

よく噛んで食べる

これは満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防ぐためです。各種の食べ物が粉々のどろどろになるまで噛んで噛んで呑みこむのです。食事の話にこれを添えるのも何ですが、おかげでトイレットペーパーの消費が激減しました。節約効果も見込めます。

酒は醸造酒(ビールや日本酒)から蒸留酒(ウイスキーや焼酎)に、つまみはチーズなどのタンパク質や野菜にする

焼酎やウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒はほとんど血糖値を上昇させないそうです。私は10年つきそったビールに別れを告げ、そのご未練に駆られることもなく、今はウイスキーやブランデー、焼酎たちと楽しく暮らしています。

しかし、もちろん飲み過ぎには注意しなくてはなりません。アルコールの分解には炭水化物が使用されるようで、極端に血糖が下がり、低血糖になる恐れがあるからです。

食後、30分間の軽い運動をする

血糖値は食後30~60分の間に上昇すると言われています。その時間帯に軽い運動をすることで、急激な上昇を抑えることができるということで、特にご飯を食べる昼食後はなるべく歩くようにしています。

定期的に運動をする

週に3~4日ほど、ジムで運動をしています。運動時はエネルギーを消費しますので、直前にバナナやご飯を食べることもあります。まず15分のランニング、ストレッチ、筋力トレーニング、最後にまた30分のランニングといった内容です。

糖尿病の方には、無酸素運動よりも有酸素運動が適しているといわれています。私の場合は筋力も付けたいので、無酸素運動にも励んでいます。

煙草をやめる

喫煙が直接的に血糖値の上昇に関与しているというわけではないと思うけれど、喫煙は糖尿病の合併症である動脈硬化に追い風をふかせるようです。そうはさせないということで、きっぱりやめました。やっと煙草をやめる確固たる理由が見つかりました。

学習する

最後は学習する、です。自分で情報を得て、考え、実践する。医療機関は有力な情報提供元ですが、あくまで一つの情報源にすぎない。基本的には自分の体は自分で治すしかないと思います。

前述の通り、医師によって見解も異なりますし、患者個別の治療方法もあると思うので、自分で知識を高めて能動的に病気と付き合っていくのが好ましく、また今はそれが可能なほど情報へのアクセスが容易です。そして、飽くまで今実践している療法は、現時点での「正解」ですので、

これからも最新の療法を取り入れていかなければならないと思います。そういう意味でも「学習」ということです。私は今日の午前中に病院で検査をうけました。「数値が安定している」とのことです。また半年後検査に行きます。

まとめ

糖尿病で最も恐ろしいのが合併症です。動脈硬化による脳梗塞、失明、壊疽etc。そしてこれら合併症が発症するまでに自分が糖尿病であることに気がつかず、後悔する人もたくさんいると聞きます。

また、私のように「境界型」や「予備軍」と言われたら、もう時間の問題だと思って、食事、運動に励むべきです。私も今後悪化する可能性は大いにありますが、最善を尽くしていきたいと思います。この記事が誰かのお役に立てば、ほんとうにうれしい限りです。

 

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