三年越し、二度目の再訪、個人的な取材で数日間ぶらぶらと滞在。
最後に少しはまともな観光でもと思い立ち、メコン川の遊歩道に立つ観光案内板を眺めながらしばし吟味。
その中に一際目を引いた奇怪な仏像群の写真が、、、。
「ワット・ケーク」とある。
行ってみることにした。
なんじゃこりゃ、、、。
ノーンカーイ中心部からトゥクトゥクで片道約30分、往復150バーツほど
メコン川沿いのアーケードの入り口にいつも数台のトゥクトゥクが客待ちをしている。
その中に、3年前にも乗った恰幅のいいおばちゃんドライバーの姿が。
他より安く走ってくれる人、そんないい印象があったので彼女に声を掛けワットケークへ向かってもらった。
往復料金で交渉、うろ覚えだが往復で150バーツだった気がする、、、。
アーケード前はいつもこんな感じ。オフシーズンなので観光客も少ない。
市街地を抜け出して幹線道路をひた走り、民家の点々とする長閑な道の奥へ進むと両手の捥げた巨大な仏像が現れた。
トゥクトゥクのおばちゃんは寺院の外で待機、入場料20バーツを支払ってしばし怪寺の中を彷徨った。
ここワットケークの仏像は独特のセンス、ふざけているのかと突っ込みたくなるユーモラスなデザイン多数。
そんな奇怪な空間を一時間ほどとぼとぼ探索してきた。
トカゲ。この場にふさわしい生き物。
お供えの様子。
ここワットケークは1975年にメコン川対岸のラオスから亡命してきたルアンプー・ブンレア・スリラットという僧侶によって建立されました。
彼は仏教/ヒンドゥー教主義者であり、1958年にはラオスのビエンチャンにあるブッダパークというワットケークによく似た雰囲気の寺院を建立しているとのこと。
ビエンチャンやノンカーイを訪れるなら立ち寄ってみることをお勧めします。
おばちゃんと合流し再びノーンカーイ市街地へ。
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