タイの水上マーケットの王様「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。
一週間程度のタイ旅行であれば、バンコク市内はもちろん、郊外まで足を延ばしてみるのも面白い。
郊外の観光地としては北部のアユタヤ、南東のビーチリゾートであるパタヤなどが非常に名高い観光スポットになっていると思う。
一方、バンコク郊外の西部にはカンチャナブリーという有名な観光地もあり、「戦場に架ける橋」という映画でもおなじみのクウェー鉄橋などが主な見どころとなっている。
ちょうどバンコクとカンチャナブリーの中間から南下する形で、さらに3つの魅力的な観光スポットが存在している。
それが、メークローン市場、アンパワー及びサムヌンドゥアック両水上マーケットであり、それぞれがロットゥー(ミニバス)で一時間圏内の距離に密集している。
A:メークロン水上マーケット、B:アンパワー水上マーケット、C:ダムヌンサドゥアック水上マーケット。3つの観光地がミニバス1時間圏内に密集している。
私はバンコクからこの3地点を中継・観光してからカンチャナブリーへと向かった。これら3か所の観光は、わずか一泊二日だけでも十分に堪能できるのが最大の魅力だろう。
もしもバンコクーカンチャナブリー間の移動に時間の余裕があるのなら、ぜひ途中で立ち寄ってみることをお勧めしたい。
もしくは、単にバンコクから足を延ばすだけの価値もあるだろうし、時間に余裕がないのならばいずれかのスポットを日帰りで観光するというのも面白いだろう。
なんといっても、タイの3大水上マーケットのうちの2つを同時に味わうことができるのは実にお得な感じがする。
では、それぞれの観光地について簡単に説明をしてみたいと思う。記事後半で著者の旅路も細かく振り返っていくのでぜひ参考にしてみて欲しい。
メークローン市場
列車が通るたびに慌ただしく折り畳まれて、過ぎ去ればすぐにまた広げられ商売を再開するという線路上の形成された特異な市場。
どこかで見聞きしたことはないだろうか?
バンコクから約70キロ西へ向かうと、そんなユニークなメークローン市場にたどり着く。
それは、メークローン駅から目と鼻の先の線路上に形成されたマーケットであり、その特徴から、別名「タラート・ロムフップ(傘を折り畳む市場)」とも呼ばれている。
市場には名物の「プラートゥ(あじのような魚)」をはじめとして様々な生鮮食品が売られており、庶民の生活を支える重要な場所となっている。
と、ここまでおすすめしておいてなんなのだが残念なお知られせがある、、、。
なんと(2016年1月現在)メークローン線(メークローン駅‐バーンレーム駅間)の線路補修工事のため列車は運行していない。そのため、この臨場感あふれる「名物」を楽しむことはできない。
ゆえに、現在は単なる「線路上の市場」と化してしまっている。
しかしそれでも、アンパワー水上マーケットの観光や移動の際の通り道になるのならしばし立ち寄ってみてもよいかと思う。
私のように「跡地」も楽しむことができる趣向の持ち主にはなおさら、依然、魅力的なスポットであるはず。
バンコク市内からメークロン市場までの行き方
バンコクの戦勝記念塔近くのロットゥー乗り場から所要約1時間、料金は70バーツ。前述したとおりメークロン線が工事中のため現在鉄道で訪れることはできない。
※工事の遅れにより、タイ国鉄は工事期間を2016年4月まで延長しているが、工事終了後にふたたびもとの「タラート・ロムフップ(傘を折り畳む市場)」に戻るのかどうかはいまだ不明の状態にある。wiki
アンパワー水上マーケット
バンコクから南西に80キロほど向かう。
バンコク水上都市の面影を現代に伝える、タイの若者にも人気の水上マーケットである。
大きな賑わいを見せるのは商店船の出る週末のみとなっている。
しかし、平日もボートツアーや蛍が見られるナイトツアーは行われており、日中、静かな川辺をのんびりと堪能するのも贅沢な楽しみ方かもしれない。
「商店船は週末限定」というのをたんに調べ損ね平日訪れた間抜けな私であったが、飾らない静かな水辺の暮らしを眺めている方がむしろ性に合っていたようだ。
詳しくは後述するが、なんといっても目玉は夜のボートツアー。
周辺の運河を2時間ほどかけて回るこのツアーでは、蛍の輝きにくわえ、情緒に溢れた「水の民」の暮らしぶりを垣間見ることができる。
バンコク市内からアンパワー水上マーケットまでの行き方
日帰りで蛍が見られるボートツアーに参加する場合、帰りのバスを逃してしまう心配を考えると、バンコク発のツアーに参加するのがおすすめだ。
また私のように一泊二日で一気に制覇したい場合はアンパワー水上マーケット付近の宿に一泊するのがよいだろう。
メークローン市場付近の乗り場からロットゥー(#996)もしくはソンテオで20分ほど。
ダムヌンサドゥアック水上マーケット
ここは、タイの水上マーケットの「王様」と呼ぶに相応しい。
150年以上前に造られた運河に文化保護と観光客誘致のためタイ政府が開発した水上マーケット。
たしかに「コテコテの観光地」ではあるものの、川面やその周辺は商店船やツアーボートの活気で満ち溢れ、歴史と伝統を体現した堂々たる水上マーケットと言える。
マーケットは夜明けから14時ころまで見ることができるのだが、盛況を極めるのは朝7時から9時の早い時間帯となっている。
バンコク市内からダムヌンサドゥアック水上マーケットまでの行き方
バンコクの南バスターミナルから78番のバスで行くことができる。所要時間は約一時間半ほどとなっている。
アンパワー水上マーケットのロットゥー乗り場からだと約30分ほどでほどなく到着する。
日本語ガイド付き、現地オプショナルツアー
もしタイや海外旅行に不慣れであったり、旅というよりも単に観光を楽しみたい方、日帰りでさくっと周りたい方は、日本語ガイド付き、オプションありの現地半日ツアーへの参加がお勧めです。
一泊二日で三か所を一気に周遊する
今回私はツアーを利用せずに自力で上記三か所の観光を楽しんだ。
始りはバンコクカオサンロード、ローカルバスやロットゥー(ミニバン)を使った行き方やおすすめのゲストハウスなども含め、参考になればという思いで一泊二日の旅路を振り返ってみたいと思う。
バンコク市内、戦勝記念塔近くの乗り場からロットゥーでメークローン市場まで行く
早朝。カオサン付近を走るローカルバスに乗ってロットゥー乗り場がひしめく「戦勝記念塔」を目指す。
#39、#59の通称「赤バス」に乗る
まず、カオサンロードと目と鼻の先にあるラチャダムヌン通り(Rajdamnoen Rd.)に出る。そして東側に位置する民主記念塔の方角にしばらく歩いてゆくとまもなく青い看板の立つバス停にたどり着く。
お馴染の青い”BUS STOP”の看板。奥に聳え立つのが民主記念塔だ。くれぐれも「戦勝記念塔」と混同しないようにしよう。
紫色を基調としたSCB(銀行)のちょうど前付近に位置しているバス停。写真では少々暗くて見えずらいが、看板下部の黒い数字がここを通過するバスの番号となっている。
ここから戦勝記念塔へは#39か#59のバスでたどり着くことができる。このバスは通称「赤バス」と呼ばれるもので、デザインは赤を基調に白、そして真ん中に緑のラインが入っている古いタイプの車体だ。
バスが来たら手を挙げるなどタクシーのように合図を送ろう。前に出すぎてくれぐれも弾かれないように。
前方もしくは後方のドアから乗り込めば、たいてい女性の車掌さん近寄って来る。小銭の入った細長い筒をじゃらじゃらとさせながら、目的は集金、早速乗車料金を支払おう。
料金は7バーツほど。事前に小銭を用意しておくのを忘れずに。20バーツや50バーツ紙幣を払う乗客が多いと、車掌の片手が指に挟まれた紙幣でたちまち扇子のように広がってゆく。こういう「ならでは」の光景がけっこう好きで、脳裏に焼き付いてしまう。
さて、稀に車掌のいないバスに当たる場合もある。周囲の乗客を観察しながら空気を読み、運賃を支払う必要がない場合はそのまま無賃乗車できてしまう驚き。
私もこの一カ月の旅の間、たしか二回ほど無賃乗車することになった。
とくに渋滞に巻き込まれなければ、おおよそ10~15分ほどで戦勝記念塔に到着できるはずだ。
料金は回収にくる車掌に支払えばよい。7バーツほどと格安だが、稀に無賃乗車もできてしまう。
戦勝記念塔に到着した通称「赤バス」。赤と白と緑のラインが入っている古いタイプの車体だ。
戦勝記念塔周辺は塔を中心に円状に道路が走っており、赤バスはちょうど北側、ラーチャウディー通りとパホンヨーティン通りの間に位置するバス停に停車した。
戦勝記念塔周辺にはいくつものロットゥー乗り場がひしめいている。
メークローン市場行きのロットゥー乗り場にたどり着くには、赤バスを降りたバス停に沿って戦勝記念塔のちょうど北東、パホンヨーティン通りへと歩いて行こう。
陸橋が通ってはいるが上ることなく、小さな橋を渡り切って道路を横断する。すると左手のハイウェイ下に停留所が見えてくるはずだ。
MAE KLONG(メークローン市場)行きのチケット販売所。料金70バーツ、所要時間はざっと一時間ほどだ。
メークローン市場
特に渋滞がなければ一時間ほどでメークローンにたどり着ける。
線路から少し離れたマーケットの入り口地点にバスが停車するので、十分ほど歩いて線路へ向かうことになる。
プミポン国王の肖像画が立つ辺りにロットゥーが停車する。この辺りが乗り場になっているようだ。近くには事務所のような建があるので色々と尋ねることもできる。
生鮮食材や食堂が連なるマーケットを抜けて交差点に差し掛かったら右折をする。
しばらく行くと上がりっぱなしの大きな踏切が目に飛び込んでくるはずだ。
左手にメークローン駅、右手の線路上にはテント群、そこがマーケットの入り口だろうか。ところが踏切の足元に目をやれば、なんと線路はアスファルト舗装で埋め固められているではないか、、、。
一体どういうことだろう?
右手の日除けの下の市場も奥まで続いているようだったが、どう見ても列車が来るたびに素早く折畳んでよけれるような身軽さに欠けていた。
私が頼りにしていた’12~’13番地球の歩き方にはこう記述がある。
ここは廃線なのだろうか?しかし遠くで警笛が聞こえると、周囲は突然慌ただしくなる。線路上の野菜や果物は脇へ寄せられ、日除けはよしょと脇へ畳みこまれる。
アスファルト舗装された線路を目にした私には、本当に廃線してしまったようにしか思えなかった。警笛がなり響きそうもない状況に、もしや場所を間違ったのだろうか、という疑いさえ浮かん来た。
たまらずに、ちょうど線路を渡っていた欧米の老夫婦に尋ねてみた。
「ここ、電車は来ますか?」
線路が埋め固められているのに、それはどう考えても愚問だった。
”No train comes”
当然の回答が返ってきた。
やはりこの路線は、本当に廃線となってしまったようだ、、、。
持参した3年前の地球の歩き方。
いまだに謳う「列車が通るたびに畳んで広げて」という文句を信じてここまでやってきたわけだが、このざまである。
窓口の綺麗な係員いわく「やく二年前に閉鎖しました」とのこと。
駅構内のベンチに腰を下ろし体を休めながら、しばしの間感慨に耽った。
線路が敷かれたままのメークローン駅構内。切符売り場の窓口を背に、待合ベンチに腰掛けてかけてはしばし、時の変遷と、最新番「地球の歩き方」の必要性に感じ入る。
メークローン市場入り口。列車はもう通らない。
今はもう、警笛も、列車のガタゴトも響かない、臭気漂う静かな市場を冷やかし歩く。
近くの食堂で30バーツのラーメンをすする。アクセントに、テーブルに付随の生ネギをぼりぼりと齧りながら。
これでしばらくは風邪をひきそうにない。そう思わせてくれるほどに強烈な香辛の波が鼻腔を襲う。
アンパワー水上マーケットへ
昼食を終えると、さきほどのロットゥー乗り場まで戻る。日陰のベンチでアンパワー行きの996番のロットゥーを待つ。15分ほど待っているとバスが到着した。
メークローン市場からアンパワーまでは確か30分ほどでたどり着いたと思う。停留所は、水上マーケットから少し離れた場所にある。あらかじめ運転手に「アンパワーで降りたい」旨を伝えておいた方が確実に下車できるだろう。
停留所には簡易の日除けテントがあったと思う。そこにチケット売りのおばちゃんやモタサイの運転手たちが屯しているはずだ。
アンパワー水上マーケットはそこから歩いて5分ほどの距離にある。当然、彼らに方角を尋ねれば教えてくれるはずだ。
アンパワー水上マーケットにかかる橋。平日は閑散としていている。
夜のボートツアー
ボートツアーのチケット売り場。ボートは売り場のちょうど後ろ辺りから出発した。
夜のボートツアーは6:30PMからスタート、10人ほどが乗り込めるボートで周辺の運河を周る。チケットは一人60バーツ、早めの購入をお勧めしたい。
このツアーで遭遇するであろう蛍の光は確かに美しい。
カップルで参加すれば間違いなく素敵な思い出になるだろう。現にこの日、私以外の乗客のほとんどがタイ人の若者いカップルたちだった。
個人的には、暗がりの中で垣間見た伝統的な水辺の暮らしぶりがもっとも印象的に残った。
それは幻想的であり、非常な情緒に溢れていた。
夕暮れ時、ボートは豪快なエンジン音と水しぶきを上げながら、静かなる運河の奥地へと入り込んでいく。
しばらく運河を上ってゆくと、川沿いに点在する高床式の家屋が現れる。ここからがツアーの醍醐味だ。
騒がしかったエンジンが切られると、真っ暗闇の静寂の中に舟はぽつんと取り残される。
川面の揺れる音、虫の鳴き声、鳥のさえずりが五感を刺激する。民家から漏れる優しい灯り、そこにのんびりと佇む人影。
時々繁みの陰に現れる建物の影は廃墟なのだが、これが少々怖い。
ぽつり、ぽつりとオレンジ色の灯りが向こうの川面で弱弱しい。近づいてゆくと、夜釣りの頼り灯だった。地元の男のとても贅沢な夜の過ごし方。
そこにはたしかな風情があった。
水辺にぬっと突き出た黒い影は、水浴びをする住人。昼間はきっとモーターバイクにまたがり、スマホを駆使した暮らしをしているはずだが、目の前の彼はさながら原住民だ。
水の民の伝統的な暮らしがここではまきちんと息づいている。ガイドも、同乗したタイのカップルたちも、自然と小声になり、次々と現れる見慣れぬ光景に息をのむ。
電線に無数の白い影、それは野鳥の群れだ。森の主に部外者の侵入を伝えるように、何匹かは甲高い声で鳴いた。
「あっ」と、思わずこぼしてしまった。
繁みに光る無数の星屑、そう、蛍のせいだ。
さながら「南国のクリスマスツリー」。
ぜひ堪能してみてほしい、これがアンパワー水上マーケットならではの夜の小旅行だ。
水上マーケットに面したホテルに泊まった方が絶対に良い
アンパワー水上マーケット周辺にはたくさんのホテルやゲストハウスが点在している。そして、大きく「水上マーケットに面した宿」と「マーケットから少し離れた宿」に分けることができると思う。
私は今回泊まったのはNR Homestay Amphawaというゲストハウスであったが、マーケットに面していないため移動に少々苦労した。
部屋も清潔だし、スタッフも非常に親切であったが、移動の簡単さや夜の景色などの醍醐味を楽しめるという点ではやはりマーケットに面したゲストハウスに泊まることをお勧めしたい。
NR Homestay Amphawa
水上マーケットから川沿いを900メートル北東へ。表通りから細い道を歩き進んで奥まったところに小奇麗な佇まいの建物が現れる。
宿泊料金も2000円ほどとお手ごろであり、部屋も清潔、スタッフも非常に親切であった。
アンパワー水上マーケットから約900メートルの位置にあるNR Homestay Amphawa。
自然の庭園に囲まれたゲストハウスはとても静か。
1bedroom standard。無料Wi-Fi、テレビ、エアコン、水ボトル、凍り付き。室内、水シャワー、トイレ周りは清潔。
朝食付き。川辺のカフェで静かに朝食。もちろんもパン付いており、コーヒーのお替りも自由。
オーナーのタイ人女性はマエイさんという名前で英語も堪能な人だ。
他のスタッフも簡単な英語で意思の疎通は図ることができる。最低限の英語とタイ語が話せれば全く問題ないだろう。
チェックアウトの日、アンパワーから次の目的地であるダムヌンサドゥアック水上マーケットまで自家用車で無料送迎をしてくれた。
その後にカンチャナブリーへ向かう予定の私のために、ロットゥーの手配までしてくれるという親切ぶり。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットを見終わる頃に近くで私を拾っていってくれるように、知り合いのロットゥー運転手に電話で頼んでくれたのだ。
最後に電話番号も教えてくれて、旅行中に何か困ったことがあったらいつでも連絡するように、とのこと。
犬
このゲストハウスの周辺には数匹の地域犬が屯している。その犬たちはどうやら表の通りから奥まったゲストハウスまでのエリアを縄張りにしているようなのである。
夜のボートツアーを終えて徒歩で部屋まで戻る場合、こいつらに吠えられる可能性がある。
ゲストハウスのスタッフたちはみな「大丈夫」と口を揃えるのだが、犬が苦手な方は正直いって怖いだろうし、実際に私も夜のボートツアーから戻った際に激しく吠えられている。
念のため、マーケットからゲストハウスまではモタサイで帰って来た。その道すがら、やはり人気のない夜道に2~3匹の犬が伏せており、そこを歩いて帰ることを考えるとゾッとした。
野良犬は日が落ちると狂暴化するためなおさらである。
水上マーケットに面したホテルやゲストハウスに宿泊すればこうした点はほとんど解消される。
くわえて、川辺で過ごすという醍醐味を味わうことができるという点からもマーケットに面したホテルやゲストハウスへの宿泊をお勧めしたい。
ふと、ボート乗り場の目と鼻の先にあったゲストハウスを発見。しまった、ここにすればよかった、とかなり後悔した。
水上マーケットに面したホテルは競争率が高く、特にピークシーズンには早々に部屋が埋まってしまうため、出来るだけ早めの予約をお勧めしたい。
ホテルのご予約はこちらのサイトが便利だ。
さらに、水上マーケット周辺の川辺に面している好立地のホテルを以下に7つほど上げておいたので、サイトにホテル名を入力して宿泊先を検討してみて欲しい。
- アンパワー ナ ノン ホテル&スパ (Amphawa Na Non Hotel & Spa)
- バーンナパックアンパワー(Baannapak Amphawa)
- バーンナパック(Baan Napak)
- クーパン ハウス (Kumpan House)
- タニカ リゾート (Thanicha Resort)
- バアンラク アムパワー (Baanrak Amphawa)
- バーン マリホム (Baan Malihom)
ダムヌンサドゥアック水上マーケット
アンパワー水上マーケット周辺の乗り場からロットゥーで30分ほどでダムヌンサドゥアック水上マーケットにたどり着ける。朝の7時~9時の間に盛況を極めるというマーケットは、多くの観光客と商店船で賑わいを見せていた。
川沿いの階段に腰を下ろし、行き交う船を眺めながらの食事も贅沢だ。
川沿いの屋台でトムヤンクン100バーツ。メニューの写真とは比較にならないほど小ぶりなエビにがっかりしながら。
マーケット周辺を見て周れる手漕ぎボートは定員2人~4人で30分500バーツほど。なるべく複数で乗船した方がよいだろう。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットには、朝の7時から9時ころのピーク時を目指して到着し、午前中はボートツアーなどを含む観光を楽しみ、周辺の屋台や食堂でゆっくり昼食をとる。
こんな風に、半日あれば十分に満喫できるスポットとなっている。
以上が今回お勧めするバンコク郊外の観光地三か所となる。
今回私は自力で回ったわけだが、もしタイや海外旅行に不慣れであったり、旅というよりも単に観光を楽しみたい方、日帰りでさくっと周りたい方などには、バンコク発の現地オプショナルツアーに参加することをお勧めしたい。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットと世界遺産アユタヤをセットで回る人気ツアーをはじめ、クロコダイルショーや象乗りとセットのツアー、アンパワー水上マーケットの蛍鑑賞ツアーなども用意されており、目白押しとなっている。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットを後にした私は、タイ西部に位置するミャンマーとの国境の町、カンチャナブリーを目指した。
カンチャナブリーはバンコク近郊の有名な観光地であり、映画「戦場に架ける橋」などで一躍世界に知れ渡ることになったクウェー川鉄橋やそこを通る旧泰緬鉄道が有名だろうか。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットからカンチャナブリーまではロットゥーで2時間30分ほどでつくのだが、この二つの観光地を一日で周るツアーもあるので短期の旅行者にはとてもおすすめしておきたい。
タイのお土産を通販で買う
タイ旅行のお土産は日本から通販で買うこともできる。
通販で買えるのはお菓子や酒類、小物類などの定番商品が中心となり、職場や友人に無難なお土産を配るのに向いている。
現地から身軽に帰国したい場合や帰国後の買い忘れの補充にも最適。
タイのお土産通販サイトはこちらの記事を参考に。