アユタヤ タイ

バンコクからアユタヤーへロットゥー(ミニバン)で行く方法とその他の交通手段。

投稿日:2016年6月14日 更新日:

 

 

 

ユネスコ世界遺産にも「古都アユタヤ」の名で登録されているアユタヤー遺跡群。

 

バンコクから北へ80キロほどの位置にあるアユタヤーには、バンコク中心部から車で1時間半から2時間あればたどり着くことができる。

 

私は今回バンコクの戦勝記念塔そばからロットゥーを利用してアユタヤーへ向かったのでその模様を紹介しつつ、その他の交通手段にも紹介がてら触れてみたい。

 

 

 

戦勝記念塔付近のロットゥー乗り場から出発

 

 

DSCN4219戦勝記念塔(ビクトリーモニュメント)とロータリー。ロットゥー乗り場はロータリー周辺に密集している。

 

 

バンコクの主なロットゥー乗り場は、戦勝記念塔および民主記念塔周辺だろう。

どちらもぐるりと輪を描く道路の中心に聳え立つ「塔」であり、名前もなんとなく似ているせいかたまに混同する人がいるが両者はまったくの別物なので注意したいところ。

 

アユタヤー行きのロットゥー乗り場は、戦勝記念塔の北側を起点に時計に見立てた場合2時~3時の位置にある。マップでCの位置になる。

 

BTSを利用していく場合、戦勝記念塔駅が最寄りの駅になる。3、4番出口からスカイウォークを塔へ向かって歩いて行き、塔の右側へぐるりと周り込むように進んでいく。

 

基本的に塔周辺のロータリーは混沌としており決してわかりやすい場所ではないため、迷わず係員などに尋ねるのが無難だろう。

 

右上をクリックしマップを拡大しながら場所を確認してみて欲しい。

マップにはアユタヤーも含め、カンチャナブリーやメークローン市場、アンパワー行きのロットゥー乗り場も記しておいた。詳しくはこちらの記事を参考にしてみて欲しい。

BTSビクトリーモニュメント(戦勝記念塔)駅からアユタヤー行ロットゥー乗り場への道順

最寄り駅は戦勝記念塔駅(ビクトリーモニュメント駅)。

3、4番出口から出たらスカイウォークを塔の方へと進み、塔右手にぐるりと周りこむようにしてCの乗り場を目指すことになる。

 

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スカイウォークを戦勝記念塔の右側へぐるりと進んでいく。

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“Fasion Walk”というマーケット広場を見下ろしながら通過しつつ、、、。

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さらに進むとショッピングモールが現れて、その脇から乗り場を見下ろせる。左奥の階段から下に降りればよい。

DSCN4889階段を下りて左手にチケットブース、写真左上の巨木の裏側辺りが乗り場になる。

DSCN4896各ブースが犇めくテント。表記を探すのもいいが、「アユタヤー」と尋ねればブースと乗り場を教えてくれるはず。

 

 

本数は20~30分おきに一本ほどで、料金は片道60バーツ。

 

ブースで料金を支払い半券を受け取り、乗車前、もしくは乗車後に運転手に半券を手渡すというシンプルな流れになる。

 

 

 

DSCN4220巨木の麓の乗り場へ。

DSCN4223ロットゥーは満席になり次第出発するのがふつうのよう。

DSCN4225車内はそれなりに狭苦しい。眠りに落ちた右隣のタイ人青年に肩を貸す羽目に、、、。

ご覧のようにロットゥーでの移動は悠々自適とはいかない。

よって、節約型の一人旅やそれほど荷物が多くない方には向いているが、そうでない場合は他の選択肢の検討が必要かもしれない。荷物が大きい場合、二人分の料金を払い荷物を持ち込むことになったりする。

それと、これはロットゥー全般に共通の注意事項だが、時たまスピード狂、荒手のドライバーに当たり得る点も予め知っておきたいところ。

じっさいに交通事故の多いタイだが、ロットゥーの事故もたびたび起きているようだ。

日本でバスの運転手がスピードに狂うなんてことはまず考えられないが、そう言った点も含めてタイなのである。

ちなみに今回のアユタヤー行き、帰りも含め、ドライバーはまともな運転をしてくれたのでほっとした。

アユタヤー到着

 

 

DSCN4232一時間半ほどでアユタヤーに到着。ナレースアン通りと交わる南側の通りで下ろされた。ゲストハウス街はここからほど近い。

DSCN4389 さっきの通りと真逆、ナレースアン通りを北へ跨ぐと、この奥が一つのゲストハウス街になっている。

 

 

ちなみに、バンコク戦勝記念塔行きの帰りのロットゥーはこの通りとナレースアン通りが交わる辺りから出ているのでお忘れなく。

 

 

 

 

バンコクからアユタヤへのその他の交通手段

 

 

ロットゥー以外の交通手段は大きく4つになる。以下、簡単に触れてみたい。

 

 

バス

 

バンコクの北バスターミナルからは早朝4:30~19:30の間に30分~1時間おきにアユタヤー行きのバスが出ている。

所要時間は1時間半~2時間ほどで、2等50バーツ。

 

バンコク中心街から北バスターミナルまでの移動は面倒だが、ターミナルやその付近にいる場合は便利な選択肢だろう。

 

ちなみに、北バスターミナル、南バスターミナル、モーチットバスターミナルからもアユタヤ行のロットゥーが出ている。

 

 

鉄道

 

国鉄フアランポーン駅から早朝4:20~23:40の間に1日30本以上出ている。

所要1時間30~2時間ほどで、一等66バーツ、2等35バーツ、3等15バーツとなっている。

20~30分の遅れはざらで、特に北方面からバンコクへ向かう列車に遅れが目立つようだ。

 

時間に余裕があり、列車旅を楽しみたい方にはお勧めできる選択肢である。

 

 

タクシーやチャーター

 

街を走っている一般のタクシーを捕まえてアユタヤーまでの値段交渉をする、もしくは現地での観光と復路も含めての交渉をするという手もある。

当然その際にはタイ語や簡単な英語が必要になって来るし、旅慣れていなければぼったくられる可能性も高まって来る。

よって、宿泊先のホテルを経由してタクシーをチャーターしてもらったり、タクシー会社に問い合わせてチャーターするという方が確実だろう。

グループでの旅行やプライベートな時間を持ちたい方に向いているかと思う。

 

 

このように、北バスターミナルを経由するならバスやロットゥー、電車旅に惹かれるなら鉄道、グループでプライベートな時間を楽しみたいならタクシーやチャーター、といったところだろうか。

 

 

現地オプショナルツアー

ちなみに、アユタヤー遺跡群の観光には現地オプショナルツアーという選択肢もある。

半日のみから丸一日のツアーや、アユタヤー観光に水上マーケットやバンコク三大寺院観光などを組み合わせたプランもありバラエティーは豊富。

短期の観光旅行でさくっと観光する場合や、時間・労力の節約、ぼったくりなど細かな心配事を忘れて観光を楽しみたいのなら、やはりこうした現地オプショナルツアーに参加した方がよいだろう。

 

アユタヤ日本人町跡やリトル東京での夜遊びなども含めたアユタヤ観光についてはこちらの記事で網羅しているので飛んでみて欲しい。

-アユタヤ, タイ

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